┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ 　　　　┃さ┃┃く┃┃ら┃┃日┃┃記┃　　〜ボクとさくらのほのぼの劇場〜 　　　　┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ ============================================================================= １月１４日「親バカ」 今日もボクは、部屋を閉めきってさくらを放して遊ばせていました。 小一時間ほど経ったでしょうか。いつもだったら、しばらくすると遊び疲れて ジャレついてくるはずなのに一向にその気配がありません。 「おかしい。どうしちゃったんだサクちゃん。どこいっちゃったの？」 と心配しながら待っていると、扉を外の方からカサカサッ、カリカリッと引っ掻く 音がします。 「はて？」と戸を開けてみると、ボクの目線のはるか下の方にうごめく物体が．．． 「あらサクちゃん、部屋の外に出ちまっていたのかい。」 どうやらボクが台所へ行こうと戸を開けたその隙に、 隣の部屋に行ってしまっていたようです。 そしてひと通り探険し終わって、ボクに戸を開けてくれと頼んでいたのでした。 「なんて感心なハムスターなんだキミは。頭いいねえ、そしてお行儀がいい。 うちのさくらは天才かもしれない。」と思ってしまうボクなのでした。（親バカ？） 　　　　　　　　　　　　　トップページへ　│　前へ　│　つづきへ