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    ┃さ┃┃く┃┃ら┃┃日┃┃記┃  〜ボクとさくらのほのぼの劇場〜
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5月28日「お仕事です!」

先日お受けしたお仕事(ペーパークラフト制作依頼)は、わりと自由度が高く、

4つのアイテムを僕が決めてよいとのことでした。

しかも今回は、それを1週間で仕上げるというヴェリータイトなスケジュール。

そこで僕はひらめきました。資料を集めやすいし、これは受けるぞ!

「身近なペットシリーズ!!」

ということでカタツムリ・ミドリガメ・金魚、そしてハムスター。

そう、サクちゃんを作っちゃお。と思いついたのです。

こんなに安易に題材を決めていいのかしら。

何はともあれお題が決まったのですから早速取りかからねば。一刻の猶予もありません。

本屋さんのペットコーナーをじっくりと洗い、数冊のペット本を購入、

ミドリガメに至っては、ペット屋さんで亡くなってしまったカメさんをいただいて参りました。

しかし写真集といい、こういった本といい、なかなか高価ですな。

紙幣がぽんぽんと飛んでいきます。

準備万端整いました。とにかく作りはじめましょう。

資料をじっくりと観察、頭の中にその立体像を思い浮かべ、

チョキチョキ・はりはりしていきます。

カタツムリ・ミドリガメ・金魚とつくり進め、

さて、いよいよハムスター、サクちゃんの番です。

カゴを机の上に持ってきて呼びかけます。

「おい、さくら!起きとくれっ、お仕事だよ。」

すると、彼女は鼻をひくひくさせながら起きてきました。

寝ぼけまなこのまま、まず水を飲みエサをほうばります。

さ〜てじっくり観察、と思ったのも束の間、再びそそくさと眠りについてしまいました。

絵に描いたような食っちゃ寝生活。うまやらしい。じゃなくて、

「 おいおいおい、なんてつれないやつなんだ!そんな娘に育てた覚えはありませんよ!」

と、心の中で叫ぶのですが意味なし。

なにせ起きてきたとしても、一所にじっとせず、 せわしなく戯れる彼女。

お散歩に出たら、鉄砲玉。

思った通りのポーズもなかなかとってくれないし、一筋縄ではいきません。

その後、何度か気まぐれに起きてくるさくらさんをあやしながらつかまえては、

指の数やら模様やらを観察。やっとのことで完成させました。やれやれ。

しかしながら、おかげさまで 今回制作した

カタツムリ・ミドリガメ・金魚・そしてジャンガリアンハムスター、

どれも良い仕上がり。お褒めの言葉をいただきました。

みなさんにも、そのうちお会いすることが出来ることでしょう。

おたのしみに。




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